海泡石は、加工が簡単な白色の多孔性の鉱物です。世界で最も上質な海泡石が採れ、またその採れる量も最も多い場所はエスキシェヒルです。この地域で行われた考古学調査では、海泡石が約5000年前には知られており、様々な目的で使用されていたことが判明しています。吸収性があることから、約300年間にわたり、世界で最も価値のあるパイプの製造において使用される材料となっています。時間とともに発展を見せた海泡石工芸は、首飾り、ブレスレット、小さな飾り物などの装飾品作りのためとしても重要な石となっています。